交際費等については、7月29日の当ブログの記事をご覧ください。
社外飲食費については7月31日の当ブログの記事をご覧ください。
＜１次会と２次会の費用＞
今日は、飲食費が１人当たり5,000円以下であるかどうかの判定に当たって、飲食等が１次会だけでなく、２次会等の複数にわたって行われた場合には、どのように取り扱われるのかについては、
１次会と２次会など連続した飲食等の行為が行われた場合においても、それぞれの行為が単独で行われていると認められるとき（例えば、全く別の業態の飲食店等を利用しているときなど）には、それぞれの行為に係る飲食費ごとに１人当たり5,000円以下であるかどうかの判定を行って差し支えありません。
5千円を超えそうになったら、お店を変えればよいわけですね。
しかしながら、それら連続する飲食等が一体の行為であると認められるときには、その行為の全体に係る飲食費を基礎として１人当たり5,000円以下であるかどうかの判定を行うことになります。
たとえば、実質的に同一の飲食店等で行われた飲食等であるにもかかわらず、その飲食等のために要する費用として支出する金額を分割して支払っていると認められるときなどは、合計額で5千円以下かどうかの判定を行うことになります。
5千円を超えた部分を個人が負担したとしても、その合計額で判断することになりますので、ご注意ください。
以上です。