税理士試験の税法は、論文と計算の試験があり、黒か青のインクで答えることになっています。
ほとんどの受験生が、ボールペンや万年筆で解答を作成します。
本来は、訂正は、公式な文書と同様、二重線訂正になります。
消せるボールペンというのも使えません。
去年の試験までは、B4の解答用紙だったのですが、今年からA4の解答用紙に変更になります。
昔は、問題もB4を二つ折りにしたものだったのですが、平成5年に行政文書の用紙が原則としてA判化されたのに合わせ、問題はA4サイズになっていました。
ところが、解答用紙は、たくさんの条文を書かなければならないためか、B4のままでした。
昔は、字の大きな人が書き間違えても何とかなるように、本来であればB4の用紙4枚以内で書ける内容でしたが、一枚余分に5枚配布されたりしていました。
最近のように、細かく区切られてもおらず、ただ、行があるだけの解答用紙でした。
それが今年からA4サイズになりますので、おそらく問題の形式も少し変わるのではないかと思っています。
よく考えて判断させるような問題が増えるのではないでしょうか。
とはいっても、数年前から、既に記述する量がかなり少なくなってきており、また、以前は行の幅も広かったのですが、数年前から細めで解答欄も狭くなってきてはいました。
行間が狭くなりますので、今までのように二重線で訂正をしても、訂正文字を書くスペースがなくなるためか、今年から修正テープの使用が可能になっています。
修正テープは使い慣れていないと、なかなかうまく使えなかったり、またメーカーによっては、剥がれやすかったりするものもありますので、普段から使う練習をしておかなければいけないです。
既に模試などでは修正テープを使ってもらっているのですが、これに伴い、少し採点がしにくくなってしまいました。
赤ペンが修正テープのほんの少しの段差で引っかかるのです。
これは想定外でしたが、こちらも慣れないといけないですね。
ちなみに、私は普段からレジュメ等の作成などで、修正テープは多用しているのですが、TANOSEE の修正テープの5ミリ幅のものを使っています。
詰め替えカートリッジもあるようです。
過去にいろいろなメーカーのを使ってみましたが、結構有名なメーカーのものでも、すぐに弛んできたり、力を入れすぎるとテープ面が折れ曲がったりするものが多かったように思います。
この写真のタイプのものは、使用感が安定しているように思います。
(あくまでも個人的な感想です)
以上です。